「サヴァイヴィングライフ-夢は第二の人生-」と京都の文化博物館で行われた
シュヴァンクマイエル展に行ってきました。
「サヴァイヴィングライフ」は最終日前だったからか朝早いというのに人が多かったです。
全体的に切り絵アニメで作られた作品で、最初に監督が出てきて予算が足りないだとか
コメディだけどあまり笑えないとか、尺稼ぎのために登場したとか説明したのには笑いました。
内容は夢に取り憑かれた男が自分の欲望や過去を知る話で、非常に良かったです。
作中でも触れられてるのですが、シュヴァンクマイエルの食べ物やコラージュで作られた
アニメーションが上手く登場人物の心情や場面の意味を現すモンタージュ技法として
機能していました。あと大学が何か関わってるのか900円で観れたのでお得でした。
シュヴァンクマイエル展の方は7月に行った前期と違い立体造形や設定画?などと、
映画で使われた造形物、妻のエヴァ・シュヴァンクマイエルの絵などが展示されてました。
有名な「アリス」のセットから「ルナシー」の変態宗教の貼り付けにされたキリスト像など
があり、造形にこだわっているものから非常に巨大なものまでありとても見ごたえがありました。
サヴァイヴィングライフの絵コンテや、撮影風景を撮ったドキュメンタリーなどもあって
タイムリーで良かったです。
前回よりも知ってる内容が多く人も少なめだったので存分に楽しみました。
あと幼女が関西訛りで「めっちゃこわい~」を連呼していて吹き出しました。
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